祭りを引き継ぐ町
なんだか最近、町がそわそわしていた
目に見える変化があったわけではなく、空気感がなにかちがう。
その原因を目の当たりにしたのは土曜日。
博多で開催された山笠祭り!
地域ごとにチームが編成され、神輿を担ぐひとのスピードを競う祭り。
驚きだったのが開始時間が4:59
いくらなんでも早すぎだろー
と思って結局金曜の仕事おわりから飲んで待つことに。
街中には飾り山があちこちに。
古民家リノベ系のスペインバルで飲んで、公園でかき氷を食べてから、最後に山笠祭りにあわせて深夜営業をしていた「D&DEPERTMENT FUKUOKA」へ!
ロングライフデザインの家具がいい感じ!クラフトビールがうまい!
そしていよいよ開始時間が近づいてきたら
綺麗すぎるこの朝焼け。
祭りは最初の動画のようなスピード感満載の真剣な空気感で圧倒された。
そんな土曜日朝。
びっくりしたのが終わった瞬間みんなの引きがはやかったこと。
あっという間に櫓も解体するし、沿道も交通規制もすぐなくなる。
驚き。
とはいえ、この風景がずっと昔から続いているのだと考えると感慨深いなと思った。
町の風景は変わってしまっていても、この祭りは変わらず続いていて、そこには町の人のエネルギーが引き継がれている。
ハードは変わってしまっても、ソフトとして町のアイデンティティが引き継がれている。そんな町は新しいものを吸収しつつも変わらない軸を持っている。
博多、いい町だ。
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「都市とローカル URBAN / LOCAL」
東京と東伊豆町を中心に建築を軸に活動をしています
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